シンプルケアから始める湯シャン・肌断食

湯シャン・肌断食をシンプルケアから始める

肌荒れ

湯シャン、水洗顔、肌断食は、一切の刺激(肌へのダメージ)を取り除き、頭皮や肌の常在菌環境を整え、皮脂の分泌を正常化して肌を改善する自然療法の1つです。

自然療法は時間はかかりますが、副作用がなく安全なのがいいところ。
また、本当の意味で改善するので、薬をやめたら再発という恐れもありません。

湯シャンや肌断食で結果を出している人が多いのですが、まだ結果が感じられない方も多い。
というか、すんなりと湯シャンや肌断食に入ることができない人も多いようです。

スッパリと湯シャン、水洗顔、肌断食に入るに越したことはありません。
しかし、一気に入ると環境が変わるので、痒みや脂漏性皮膚炎等で挫折してしまうケースもあります。こうなっては元も子もありません。

そこで湯シャン・肌断食にすんなり入れた方の傾向をお聞きしてみました。
すると、肌断食や湯シャンをする前のケアがシンプルなケアをされていたことが分かりました。

つまり基礎化粧品やシャンプーを使うにしても刺激(肌へのダメージ)の低いものを使い、肌や頭皮へのダメージの低い使い方をされていたわけです。


1.シャンプー、リンスの代わりに(湯シャンに入る前)

 

左:とれるNo.1。右:クエン酸。

 

左:クレイ。右:グリセリン。

何度も述べてきましたが、シャンプーやリンスも、肌荒れの原因となります。

かと言って、これまでシャンプーやリンスをたっぷり使ってきた方がやめてイキナリ湯シャンにするのもハードルが高い。

そこで、シャンプーの代わりの候補として、小麦粉をどろどろに溶いたもの、米ぬか(とれるNo.1の粉末等)、クレイが挙げられます。小麦粉・米ぬかは比較的しっとり、クレイはさっぱりな感触です。

リンスの代わりとなる候補は、クエン酸、ワセリン、グリセリン。
しっとり感低めで少し柔らかい感じが欲しい場合はクエン酸、部分的なパサツキにはワセリン、しっとり感高めはワセリンかグリセリンがおすすめです。

しかしこれらを使うにしても、なるべく少量が望ましいのは言うまでもありません。
そしてしっかりとすすぎをすることがひつようです。

なお、シャンプー代わりの小麦粉や米ぬかは、体や顔を洗うときにも使えます。

もちろん、使わないに越したことはないのですが、湯シャンに慣れるまでのステップとしては有効な手段かと思います。

使用例:※筆者が感じた感触です。
・クレイ+クエン酸→さっぱり(ベタつく方に適しています)
・クレイ+ワセリン→スタンダード(適度にワセリンをつけるとしっとり感が)
・とれるNo.1+グリセリン→しっとり(髪がバシバシする方、パサつく方に)


2.洗顔料の代わりに純石けん(水洗顔に入る前)

 

最近、いろいろな洗顔料が見受けられます。
しかし、余分な成分が含まれているものが多い。
ぶっちゃけ、洗顔料に保湿成分など余計ですし、それが乾燥に効くということはありません。

それならば、石鹸素地だけのシンプルなものを肌に負担がかからない方法で使った方がよっぽど肌にダメージがかかりません。

用意するのは、純石けんと泡立てネット。
※純石けんは、とれるNo.1の粉末等湯シャン補助でもOK。

純石けんは少なめにし、しっかりと泡立てて洗顔するとよいでしょう。

水洗顔に少しでも早く慣れたい!という方は、水洗顔の日を少しずつ取り入れていきましょう。
特に汗をかきにくい涼しい季節は水洗顔多めでも突破しやすいようです。


3.ワセリンまたはグリセリンを上手に使う(肌断食の前)

 

肌断食に入る前に、基礎化粧品をすっぱりとやめてしまうのが怖い人が多い。
それくらい化粧品業界の宣伝は強烈なものであります。
そして、化粧品の感触はくせになるものであります。

しかし、皆さまが御存知の通り、化粧品を使ったからといって肌が潤うわけでもなく、ただ、肌表面の感触をよくするだけ。保湿剤が肌表面にとどまっているに過ぎないのです。

しかし、いきなり肌断食に入ると、この化粧品の感触がなくて不安になる、もしくはカサついて心地良くないという場合もあるかと思います。

まあ、風呂あがりにカサついたとしても待っていれば、自然と皮脂が出てうるおうのですが、それでも待てないという方、まだ水洗顔に入れていない(補助段階)の方には、ワセリンまたはグリセリンを推奨します(つけたままにするならワセリンの方)。

ワセリンだけで間に合う方ならワセリンだけに越したことはありません。
また、ワセリンはなるべく部分的に使う方が理想的です。

しかし、化粧水や乳液の感触も欲しいなという人はグリセリンを少量つかうとよいでしょう。
グリセリンは原液のままだとベタつくので、精製水で薄めてお使いください。
ワセリンが伸びが悪くて好みでないという人にも向いています。

アロエを栽培している人はアロエを1本剥いて刻んでグリセリンと混ぜ合わせるとアロエゲルができます(適度に精製水で薄めて下さい)。アロエゲルはサッパリとした使い心地で、ベタつきなどを防いでくれます。市販のゲルはベタついて嫌という人にも向いています。

なお、グリセリンは寝癖直しやシャンプー後のリンス代わりにもなって便利です。
非接触で有名なASVCにも入っている成分です。

しかし、いつまでもこれを続けていても先に進めないので、慣れてきたかなというところで徐々に肌断食の日を増やしていくとよいでしょう。

それから、カサつきなどの肌の異常はストレスも関係していることがありますのでビタミンCと併用されるとよいでしょう。


コラム:グリセリンは悪者?

多くの化粧品の中にグリセリンが入っています。そして手作り化粧品にも使われています。
グリセリンは多くが保湿剤として使われていますが、最近ニキビの原因という説も浮上しています。

グリセリンはアクネ菌の餌となり、アクネ菌の増殖につながりニキビの元になるから控えるべきだという意見と、いやいや、グリセリンはアクネ菌が皮脂を食べて脂肪酸とともに排出するものでありアクネ菌はグリセリンを食べないよという意見とに分かれています。

どちらもそれぞれ言い分があるようですが、グリセリンを多く使うとべたつきます。
べたついてそれが気になって顔を触るようであれば肌はいたんでしまいます。
触らなくても不快感があればストレスとなります。

大切なのは使う量と使い方なのです。
グリセリンに限らず肌には極力異物を残さない方がよいので、使用量を控えたり、使用後洗い流すなどの工夫をするとよいでしょう。もちろん何も使わないのに越したことはありません。


肌断食に入る前のシンプルケア まとめ

・湯シャンや肌断食に入る前に、シンプルケアという段階をおくと挫折しにくい。

・湯シャンの補助は、クレイ、米ぬか(とれるNo.1)、ガスール等。
リンス・トリートメント代わりには、グリセリンかワセリンがオススメ。

・水洗顔の前段階は、純石けんと泡立てネットがオススメ。
米ぬか(とれるNo.1)でも可能。

・肌断食の前段階は、ワセリンとグリセリンがオススメ。
グリセリンはベタつくので必要に応じて精製水で薄めて下さい。
※ワセリンはつけたままでも構いませんが、グリセリンは洗い流しましょう。

湯シャン・肌断食初期に最低限持っておくと便利なアイテム:
・湯シャン補助のどれか(湯シャン、水洗顔、湯洗体に併用可能)
・泡立てネット
・グリセリン(リンス代わり、肌断食の前段階)
・ワセリン(皮剥け、粉ふきなどの細胞の繋ぎとめ)
・ビタミンC粉末(内側からの乾燥対策)

シンプルケアは、湯シャンや肌断食の前段階だけでなく、完全な肌断食が合わなかったという人やメイクをある程度楽しみたい方に適しています。


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