大人ニキビはホルモンバランスの乱れが主な原因

大人ニキビとホルモンバランスの乱れ

現代になって大人ニキビという言葉が聞かれるようになりました。
その背景にあるのが、ストレス、疲れ、生活習慣の乱れであります。

寝る女
休息が必要。
でも休みの日の寝溜めはNG。

大人になると、仕事のストレスや疲れなどでホルモンバランスが乱れがち。また、近年はサービス残業などによる不規則な生活で、心身に多大なストレスがかかっている人が多いようす。高校生でさえ、受験戦争で疲れ果てています。

こんなホルモンバランスが乱れた状態で生じやすいのが大人ニキビ。
大人ニキビは、仕事や受験、プライベートなどで無理をした結果できることが多く、単なる肌断食だけでは改善しないことも多い。

もちろん、湯シャン、水洗顔を含む包括的な肌断食も、肌へのダメージをなくすという意味では効果的です。ストレスや疲れで肌のバリア機能が落ちている中、肌へのダメージを軽減させるというのはよい方法であります。

しかしそれだけでは、ホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌が調整しきれないことがあります。ホルモンバランスを改善して、大人ニキビを改善するには、生活自体を改善する必要があるのです。


ホルモンバランスを改善する生活習慣

美容体操

では、ホルモンバランスの乱れを改善するにはどのようなことに気を付ければよいでしょうか?

・3食決まった時間にきちんと食べる
・栄養はバランスよく(野菜・果物・魚・肉)
・23時には寝て、トータルの睡眠時間は7~8時間確保
・定期的に運動する
・体を温める(特に生理前)
・寝る前は、パソコンやスマホ、タブレットはオフ。
・仕事のストレスを発散できる趣味を持つ

いかがでしょうか?

運動は3日坊主や仕事で疲れていてできていない人も多いのではないでしょうか?
また、職場の人間関係などで神経がすり減っている人も多そうですね。

現代のストレス社会、過労社会の中で全部改善するのは難しいかもしれませんが、まずはできることから改善してみてください。 踏み台昇降や散歩などの軽い運動をしたり、体を温めるだけでも随分違ってきますよ。あ、夏とか紫外線の多い時期は室内運動の方がいいですよ!



それでも大人ニキビが改善しないならピルも検討

たるみ

シンフェーズT28
経口避妊薬

経口避妊薬として使われている低用量ピル。
最近では、ニキビや肌荒れに耐え切れなくなり、低用量ピルを使われる方もいらっしゃいます。

低用量ピルでニキビの改善が見込めるのは、ホルモンバランスが乱れて発生している大人ニキビの場合。

ホルモンの影響で皮脂が少なくなるので、ピルを飲んでいる間はニキビが改善していることが多い。

しかし、肌の環境(皮脂・常在菌等)が整っていなかったり、生活習慣が改善されていないと、ピルをやめた途端にニキビや角栓が再発する場合が多いようです。

また、肌荒れしやすい肌の場合、肌へのダメージ(化粧品や洗浄剤等)が続いていれば、ピルを服用していても、赤みや湿疹等が出続ける場合が多い。

大人ニキビの場合は、肌へのダメージ、ホルモンバランス、疲労・ストレスなど、複数原因があります。ピルだけに頼らず、できる限りの生活習慣の改善、顔を極力触らないなど肌への刺激を減らすことも大切です。

なお、原因がホルモンバランスでない場合、ピルを使っても肌に変化がない、もしくは逆に荒れてしまう場合もあります。元々よかったホルモンバランスがピルによって変わってしまったことにより、ニキビができてしまうケースもあるので、生活習慣やストレスなどの心当たりがない方は控えた方がよいでしょう(もちろん避妊が目的の場合は例外です)。


ピルのメリット・デメリット

ピルはホルモンバランスを整えてくれるので、大人ニキビの改善に人気ですが、メリットだけでなく、デメリットも知っておく必要があります。

ピルの主な効果(メリット):
・避妊(主な目的はやはりコレ)
・生理痛、生理不順の改善(このケースもよくあるようです。)
・ホルモンバランスの調整
・皮脂の分泌を少なくする(ホルモンの影響)
・ニキビ、肌荒れの改善
・PMS(生理前の落ち込み、体調不良等)の改善
・更年期障害の軽減
・子宮がんや卵巣がんの予防
・子宮筋腫や子宮内膜症の治療
・不妊の予防
・貧血の改善

ピルの副作用(デメリット):
まれにですが、血栓症などの副作用があります。
10,000人あたり3~9人というデータがあります。
高血圧、高脂血症、肥満、高体脂肪の方は、低用量ピルの服用で血栓症のリスクが高まるので使えません。 (超肥満の某芸人は、ピルを服用すると死にますと言われたようです。)

また、痩せている人であっても、ピル服用中は特に血圧や体脂肪などの健康管理は重要です。
もちろん、男性の方は使えません。男性の場合や、女性でも避妊などの目的がない場合は、漢方薬などで体調を整えるとよいでしょう。
可能であれば、上記で述べた食事や運動、休息で改善したいところです。

さらに、ピルの服用し始めは、体が慣れるまで、頭痛、吐き気、乳房の痛み、張り、だるさなどの症状が現れる場合があります。

また、元々ホルモンバランスに問題のない方が服用すると、ニキビが悪化することがあるのでご注意下さい。生理が安定している、生理痛も控えめという方、生理前の肌荒れが起きないという方(もしくは変わらない方)などは、避妊などの目的がない限りは手を出さない方が無難です。



ピルを体験して

ポーチ
シンフェーズについてきた黒いポーチ。

中身

シンフェーズのポーチに入っていたもの。ピルとピルケース、そして説明書。

筆者は肌は安定しているものの、必要に迫られてピルを服用する時期がありました。最初は嫌だなぁと思っていたのですが、服用していない時より皮脂が少なく快適です。

テカらないし、ニキビはおろか角栓さえできない、という副効果を実感しました。 選んだピルとの相性がよかったようです。

ピルにも色々あり、生理痛に効果的なもの、肌荒れやニキビに効果的なもの等色々あります。
お医者さんに相談し、自分の体質や悩みに合うものを選ぶとよいでしょう。

副作用としては、1日少しの不正出血と乳房痛を経験しましたが、苦になるような感じではありませんでした。

1年間服用しましたが、皮脂の分泌が少なく、角栓もできにくい状態を維持しています。
ベタつきも全くなく、肌が常にサラッとした感触になりました。
生理前に皮脂が増えるなどのムラもなく管理がしやすいです。

とはいうものの、顔を触る、ティッシュで鼻をかむ等の刺激があると、赤みや痒みなどが出ることには変わりないので、気をつけたいところです。


ピルはあくまで補助的位置づけ

キラキラ

上記のように私は、ピルの服用により、角栓ができにくくなり、以前より肌の管理がしやすくなりました。

しかし、ピルはあくまで、生活習慣の改善が難しい、ホルモンバランスが整いにくい場合の補助的なものでしかありません。大人ニキビを根本から改善したいのであれば、生活習慣の改善、ストレスの回避と発散、睡眠、栄養、運動は避けて通ることができません。

ピルを使っている間だけきれいな肌ではなく、いつでもきれいな肌がホンモノです。
ピルを使ってニキビが改善する肌は、ホルモンバランスに問題があり、生活習慣の改善、体質の改善が課題であることが分かります。

大人ニキビから卒業するコツは、毎日をイキイキと楽しく生きること、規則的な生活を送ることであります。


ホルモンバランス対策と肌断食を併用する

ホルモンバランスや生理前後のストレス以外にも肌荒れの原因があったら、生活習慣の改善やピルだけではニキビの改善は望めません

よくスキンケアをごってり行いながらピルを服用し、ニキビが治らないなどと言われる方がいらっしゃいますが、あれでは、ニキビが治らなくても不思議はありません。

ただでさえ、大人ニキビはストレスや疲労によって肌のバリア機能が落ちているのですから、過剰なスキンケアは、より肌を弱らせ、ダメージを与えてしまいます。

また、大人ニキビに限らず、肌荒れの改善の基本は、肌にダメージとなるものをできるだけ避けることですから。
そのために、エコ肌では、湯シャン、水洗顔、肌断食、そして顔を触らないことを実践し、肌荒れを改善する1つの方法・ヒントとして紹介しているわけです。

これらを実践したうえで、生活習慣を見直したり、湯シャンや水洗顔が辛い初期に補助的にピルを使うのはよいかと思います。また、いきなり湯シャンや水洗顔が難しい場合はシンプルスキンケアから入るのもよいでしょう。

ニキビやてかり肌の方の場合、皮脂を和らげてくれるだけでも随分実践しやすくなります。
ニキビやてかり以外にピルの使用目的がない場合は、湯シャンや水洗顔に慣れた!と思った時点で手放しましょう。半年もあれば、多くの場合、常在菌環境は整います。

ピルをやめてからは、100%自分の肌力になります。
顔を触らないよう、そして肌にダメージとなるものを避けるよう気を付けましょう。

また、運動不足に気を付け、規則的な生活を送ること、ストレスを発散する方法を持つことが大人ニキビを予防・改善する方法であります。


大人ニキビ目的でピルを使う場合は慎重に

ピルは避妊薬でありながら、手っ取り早くホルモンバランスを整える方法の1つ。大人ニキビを予防・改善したい場合の選択肢の1つになりますが、長期に渡って使うものではありません。また、お薬なので使用にあたって注意しなければならないこともあります。

・ピルは個人輸入という名目で通販でも取り扱われていますが、医師の指導のもとで使いましょう。通販に比べたら高くなりますが、定期検査もあり安心です。
通販は、買い置きやいざという時の保険に便利です。

・ピルは体質(血圧、体重など)によっては、使えない場合もあるので、自己判断は禁物です。ピルの種類も多いので、医師やピル専門の看護婦さんと一緒に選ぶとよいでしょう。

・ピルは服用し始めてからの血圧、体脂肪などの健康管理も重要です。
通販をご利用の場合も定期的に血圧測定、血液検査等の検査を受けられることをお勧めします。

使用期間は、できるだけ短期におさえましょう。

避妊などの必要がない場合や美容目的でピルが使えない場合は、桂枝茯苓丸加味逍遙散などの漢方薬を用いるという方法もあります。特にのぼせ体質で赤ら顔の方は、体質改善にもなり適しています。漢方を使われる場合も、漢方薬局で相談された上での使用がお勧めです。


大人ニキビは肌断食だけで改善する? まとめ

・大人ニキビは、湯シャンや水洗顔を含む肌断食の他に、ホルモンバランスを整えることが重要。

・ホルモンバランスを整えるには、睡眠、食生活、運動などの生活習慣を整える必要があります。規則的な生活、定期的な運動、十分な睡眠、体を温めるなどできることから行っていきましょう。

・低用量ピルが人気ですが、大人ニキビの根本的な解決にはなりません。
肌の環境(皮脂や常在菌環境)を整えない限りは、ピルをやめるとニキビが再発します。
もしくはピル使用中でも、赤みやニキビが発生します。
また、生活習慣と体質を改善しなければ、ピルをやめるとニキビが再発します。

・大人ニキビは、ストレスや疲労などにより肌の防御力が低下しているので、肌にダメージとなるものは避ける必要があります。湯シャンや水洗顔が効果的ですが、慣れないうちはシンプルスキンケアを行うのもアリです。

・低用量ピルは、皮脂の分泌を少なくしてくれるので、湯シャンや水洗顔が困難な初期の補助にも便利。でもホルモンバランスが原因でない場合は逆効果になることも


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