化粧品の実態と有効性

化粧品の実態と有効性

化粧品は肌荒れやニキビを治すものではありません。

しかし、いかにも効果があるように書いてある化粧品がたくさん出回っています。
そして、感触がいいので、消費者にとって「あ!効果がある!」と思われるように作られています。
化粧品の中には、優れた感触剤が入っています。
その感触剤によって肌をスベスベにし、きれいに見せているのです。

このように、化粧品は、本当にきれいな肌でなくても、比較的早くきれいに見せるという利点があります。ただ、化粧品はニキビや肌荒れを起こす人には逆効果になり、適していません。
ニキビ肌の上にメイクしてもニキビが見え見えですし、ニキビを悪化させてしまいます。


化粧品の実態

触らない

化粧品の原価は、大企業の化粧品で定価の3~5%、中小企業の化粧品で6~7%です。そのうちの有効成分(コラーゲンやヒアルロン酸、アロエなど)は、1%にも満たない。

つまり、ほとんどが水。クリームなら基材。

10,000円のクリームがあるとしたら、原価は300円~700円程度。

お金を川に流しているようなものです。

よく「コラーゲン配合」とか「アロエ配合」とか書いてある化粧品が販売されていますが、1%でも含んでいれば、○○配合などと書けるのです。

一般に売られている化粧品は原価の割に定価が高く、しかも「効果」は期待できません。


有効成分が多く配合されていても荒れ肌には意味をなさない

ニキビ肌

上記では化粧品に配合されている成分の割合を書きました。

しかし、たとえ、有効成分が多く配合されている化粧品が存在しても、購入価格が万単位ですし、有効(と思われている)成分が多く配合されているからって肌荒れが治ったり、シミが消えたり、しわが予防できるわけではありません。

肌に負担となる界面活性剤が多く含まれている分、肌荒れに追い打ちをかけることになります。

ただし、ビタミンCとグリセリンで作られているASVCは除きます。化粧品というより外用剤というくくりのようです。しかしASVCも、無理をして使うと炎症を起こすので、肌に赤みが出た場合は休みましょう。赤みが引いたら開始するとよいでしょう。

ニキビや肌荒れに高い化粧品を使ってもムダです。
まずは、化粧品や泡などの刺激物から離れましょう。



ニキビ化粧水は逆効果の場合が多い

ニキビに効く化粧水は、この世に存在しないと言っても過言ではありません。
そして乾燥肌に効く化粧品もこの世に存在しません。
もっと言えば、肌荒れに効く化粧品も存在せず、化粧水できれいになることはありません。

肌の専門家、宇津木先生によれば化粧品の水分とともに、肌の水分も蒸発すると言われています。
宇津木先生は何冊か本を出されていますが、右の本に、化粧水を使うと肌の水分も一緒に蒸発するというようなことが書いてありました。

実際、私も化粧水を使ったことがありますが、すぐに肌表面が乾いてしまい、効果は感じられませんでした。


皮脂を取りすぎる洗顔フォーム

ドラッグストアに行くとニキビ専用の洗顔フォームをよく目にします。
しかし、これらのニキビ専用洗顔フォームは、刺激が強いだけでなく、脱脂力・殺菌力が強いのが特徴です。

皮脂をとればとるほど、皮脂腺が肥大化し肌は余計に皮脂を分泌します。
そして肌を殺菌すればするほど、肌の常在菌環境が乱れていきます。
肌の常在菌環境が乱れてしまえば、余分な皮脂を分解してくれたり、肌を守ってくれる常在菌がいなくなり、結果として肌荒れを起こしやすくなってしまうのです。

このように洗顔フォームは、ニキビ・肌荒れを促進してしまう条件が揃っているのです。
条件1:肌への刺激  条件2:脱脂力  条件3:殺菌力



保湿成分を多く含むクリーム

保湿

巷では保湿成分を多く含むクリームがよく販売されています。
しかし、ほとんどのクリームがすごいベタつき。

肌荒れの元ですし、テカって見えて見栄えもよくありません。

健康できれいな肌は「しっとり」ではなく「サラサラ」っとした感触です。

どこの化粧品会社でも「保湿」、「保湿」と呪文のように唱えています。
しかし、化粧品では表面をベタベタにしてあたかも潤っているように見せるだけです。
最近「テカり肌」が流行っていますね。

化粧品による保湿は肌に負担となります。
かさつきを感じられたら、ワセリンを薄く塗ってしのぐ、ビタミンCを多めに取るなどの対策がよいでしょう。→ビタミンC内服についてはストレスのページをご覧下さい。


肌をきれいにする力は自分の肌にある

我々人間には、自家保湿因子(MNF)といい、自分の体の中に肌を潤わせる機能がついています。
この機能は、化粧品などでは真似できません。

ところが最近、驚くべきものを目にしました。
自家保湿因子(MNF)が含まれている化粧品が販売されていたのです。

言うまでもなく自家保湿因子は人間の体内でしか作られません。
化粧品では補うことはできず、たとえ本当に自家保湿因子(MNF)と同等の機能があったとしても(ありえませんが)肌は異物として排除してしまいます。

肌には、自ら潤う力、肌自ら肌荒れを防ぎ、改善する力があります。
化粧品はその機能を妨げてしまいます。
自前の機能を優先するか(肌断食)、手っ取り早くきれいに見せるか(化粧品を使う)。

化粧品が肌の力を弱らせるのを知っている人も最近増えてきて肌断食をされる方も増えています。

ただ、水洗顔と湯洗髪(湯シャン)を併用しなければそれほどの効果は望めません
顔を手で触らないことも重要ですね。

基礎化粧品をやめてしまっても、洗顔フォームを使い続けるなら肌はダメージを受け続け乾燥してしまいます。シャンプーのすすぎ湯も顔に落ちてきます。
おまけに頭皮が傷んで老化すれば、そのたるみは顔に落ちてきます。

肌断食に挑戦される場合は、トータルで実践するとよいでしょう。


化粧品の実態 まとめ

・化粧品の原価は大企業では定価の3~4%、中小企業では6~7%が目安。
そのうちの有効成分(実は有効と思われているだけ)は 1%にも満たない。

・有効成分が多く含まれている化粧品があったとしても肌荒れには効かない。
 (逆にその有効成分が刺激となることがあります)

・ニキビ肌はもちろん、乾燥肌などの肌荒れに化粧水は必要ありません。

・クリームでベタベタの肌は、肌水分量が多くてもただの「テカり肌」

・肌を適度に潤わせる機能、肌荒れを改善する機能は、個人差はありますが、我々の体の中に備わっており、どんな化粧品でも敵わない。


↑ PAGE TOP