総合的なニキビの治し方

総合的なニキビの治し方

一口にニキビと言っても、様々な症状があり、原因も複数あります。

ニキビの症状でいえば、白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビ。
ニキビの原因でいえば、化粧品の刺激、皮脂が多い、メイク、体質、ホルモンバランス。

いろいろと言われていますが、どれかひとつを実践しても改善は難しい。
ニキビや脂漏性皮膚炎は皮膚科でさえ苦戦する症状であります。

大切なのは、総合的なニキビケアを行うことです。

湯シャン、水洗顔を含む肌断食、もしくはそれに近いカタチのシンプルスキンケアで化粧品による肌へのダメージを避けながら、体質も改善していく必要があるのです。


1.基本は非接触や宇津木式と同じで「顔を触らない」 ○

触る

ニキビを治す基本は非接触や宇津木式にヒントが隠れています。

中でもニキビを治すのに重要なのは、「顔を手で触ったり擦ったりしないこと」。

せっかくニキビが治りかけていても触ったり、引っ掻いたりしてしまえば台無し。
というか、肌を触らないことは美肌の必須条件とも言えます。

まず、ここを踏まえていないと、他をキッチリ実践できてもニキビを治すのは難しいでしょう。
これは、基礎化粧品を普通に使う美容法にも言えることです。
顔を触るクセは、必ず治しましょう。

また、洗顔方法も宇津木式が基本ですが、顔を擦らないのであれば、他の方法(水圧の低いのシャワーなど)でもOKです。

ただ、肌がいたんでいる状態だと痒み、ピリピリ感が出てしまうのでどうしても触ったり掻いたりすることが。この場合は、その都度水洗顔をしたり、ワセリンでカバーすると大分治まります。



2.角栓対策どうする?

水洗顔の方法でもっともよいとされているのが宇津木式。
手や洗面器にぬるま水をためてその中で顔を左右に振る洗顔。
まったく顔を手で触らず、こすらずに洗う方法。

しかしこの宇津木式洗顔法は、肌がある程度改善されていないと角栓がゴッテリつきすぎてニキビ、ザラザラで挫折する方も多い。

角栓は放っておいても自然に落ちるものなので、肌が赤くなるまでこすらなければ手ぬぐい等を使って落としても構いません。

筆者が角栓をとる時の方法は、まず10分間湯船につかってぬくもります。
その後シャワー(ぬるま湯)で水洗顔し、一旦タオルで顔の水気を取ります。
次に、指でやさしく顔をこすると柔らかくなった角栓がポロポロと落ちます。

この方法だとピーリングなどで肌をいためることもありません。
こするという点では宇津木式に反しますが、炎症を起こさない限りは気にする必要がないと非接触に書かれており、私も同じ考えです。

それでもスッキリしない方は、とれるNo.1の粉末をドロドロに溶いてパックをし、湯船につかり、後で流すとサッパリします。また、水洗顔に慣れていないうちは、とれるNo.1を泡立てて洗顔するという方法もあります。とれるNo.1の粉末は、米ぬかや小麦ふすまの粉末でできており、肌をいためない処方設計となっていますので、肌荒れしやすい人でも安心して使えます。
洗面器や浴槽を洗う時にも便利です。

とれるNo.1にはいろいろと種類がありますが、ニキビケアをメインに使われる場合は、粒子が細かく、アラントイン(ニキビ肌用化粧品などに使われます)が配合された洗顔タイプもよいかと思います。


3.湯シャンでシャンプーのすすぎ湯を防ぐ

シャンプーやリンス、トリートメントなどのヘアケア剤もニキビの原因となります。

いくら顔のケアをよくしていてもシャンプーのすすぎ湯が顔にかかってしまえばダメージとなります。リンスやトリートメントを使われる方はよりダメージが大きくなります。
そんなヘアケア剤が残留した髪が顔にかかるとさらにダメージとなります。
ニキビ肌は髪が顔にかからないようにと言われる理由はここにあるのです。

だからこそ湯シャンがニキビを含む肌荒れの改善に注目されているのです。

ただ、湯シャンはすればいいというものではありません。
何の対策もなく湯シャンを始めたら、フケや臭いに悩まされます。

湯シャンの基本的な方法は、髪を50~100回前後にブラッシングし、シャワーで頭皮をもむように洗うことです。多くの湯シャン実践者は、洗浄不足で湯シャンは失敗だと言っていますが、丁寧に行えばちゃんときれいになります。

ブラッシング→湯シャン→湯船につかる→湯シャンと最低でも2回は湯シャンしたいところ。
湯シャン時に色が濃い目の洗面器を受けてシャワーで湯シャンをし、洗面器の湯が透明に近くなるまで湯シャンするのがキレイに洗うコツです。

なお、湯シャン初期で、なかなか湯シャンに慣れない場合は、湯シャンの導入を参考にしていただければ幸いです。水洗顔のところで紹介したとれるNo.1も湯シャンに使えます。


4.乾燥対策はビタミンCを

ニキビが出ていると同時に肌がカサつく方がいらっしゃいます。
べたつくのにカサつく。混合肌と言われています。

鼻やあごの周りはニキビもぐれなのに口の周りは乾燥して粉が吹いているケースなどは、実はストレスが関係しています。

さらに、暑い、寒いなどもストレスに入り、特に汗をかかない冬場は乾燥しがち。
そのストレスの限界を克服してくれるものがビタミンCです。

しかしビタミンCは水溶性ビタミンなので一度に取っても流れてしまいます。
そこで、ビタミンCを1日のうちに小分けに取るのが効果的。
筆者は3時間おきに取っています。

ビタミンCは、野菜や果物で取れれば1番なのですが、量的にそれだけでは間に合わないケースも多い。そんな場合は、DHCなどのサプリメントを利用するのもアリです。

ビタミンCは個人によって必要な摂取量が異なり、とりすぎると下痢などで返ってストレスになるので、ご自分の体に合う摂取量を探してみてください。

また、すでにかさついて粉を吹いている場合はワセリンでカバーしておくとよいでしょう。

詳しくはストレスと肌荒れの項を参照いただければ幸いです。



5.ホルモンバランスを整える

大人ニキビの原因はホルモンバランス。
不規則な生活や疲れ、仕事上のストレスで多くの女性がホルモンバランスが乱れています。

ホルモンバランスを整えるには、十分な睡眠、栄養、運動、ストレス対策、冷えを防ぐ、体を温める、規則正しい生活が必要。しかし多くの女性が残業、飲み会などでストレスフルな生活を余儀なくされています。

できることから生活習慣を改善していくのもよいのですが、限界があります。

そこで、忙しい女性の味方になってくれるのが低用量ピル。
使ってみると、かなり快適です。
生理前のテカリもなくなり、角栓、ニキビもできません。
顔だけでなく背中ニキビや胸ニキビもできなくなりました。
※あくまで湯洗髪や水洗顔、肌断食を実践している筆者の実感です。

使い始めたときは、まだほんの少し小さいニキビ(目立たない)がありましたが、1ヶ月近くも使ったらなくなりました。ニキビはおろか、角栓までなくなりました。
皮脂が少ないから、角栓がグンと減るのも無理はありません。

ピルは日本ではまだ偏見があるみたい(私もそうでした)ですが、海外ではすでにニキビ治療として使われているようです。しかし日本でも徐々に浸透してきている様子です。

大人ニキビとピルについての詳しいことはこちらを参照いただければ幸いです。


6.運動で肌の新陳代謝を高める

肌を健康に保つには運動も必要です。
しかしハードな運動は返ってストレスになり、血中の活性酸素の濃度を高めてしまいます。
活性酸素の濃度が高くなると、コラーゲンを生成するのを助けるビタミンCが不足し、肌がカサくことがあります。何より、ストレスは肌の防御力を低下させるので、ニキビの原因となります。

そこで室内でできる簡単な運動を紹介します。

1.スクワット:
無理のない程度でゆっくりとスクワットを行ってみてください。
初めての方は5回から始めてみましょう。
週2~3回行うことで若返りホルモンを分泌してくれます。
手を前に出して行うと全身運動にもなります。
スクワット

2.踏み台昇降:
肌の健康には全身運動が最適。
腕を振りながらの踏み台昇降は手軽にできる全身運動。
肌のたるみを防止し、肌を若々しく保つのに適しています。

3.ダンベルで腰ひねり体操
ダンベル(液体の入ったペットボトルでも可)を持ち、体を左右にひねります。
体を左右にひねることで腸を刺激し、ニキビの原因となる便秘を解消します。
また、ウェストのくびれをつくるのにも適しています。

無理のない範囲の室内の運動は、筋肉を付けたり、体を温めたりと体質改善にもなります。
ニキビを治すには体質の改善も重要。
積極的に運動を取り入れたいものです。


総合的なニキビの治し方 まとめ

・ニキビを治すには、体質面とスキンケア面の両方を考える必要があります。
不規則な生活やストレスケアもニキビを治すのに重要です。

・髪が顔にかかるとニキビができる理由は、シャンプーやリンス、トリートメントなどのヘアケア剤の残留が原因。湯シャン、もしくは補助にて対応可能です。

・大人ニキビの原因はホルモンバランスの乱れもあります。
スキンケア面と生活改善、ストレスケアも重要です。

・テカるのにカサつく混合肌のニキビは、ビタミンCの服用も検討を。

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